ベトナム料理といえば、フォーや生春巻き、そして最近バインミーが少し市民権を得たかな、という程度の知識でした。しかし今回の旅行を通じ、フランスや中国の影響を受けた歴史的背景と、ベトナム独自のヘルシーな食材や味付けに触れ、日本人としても親しみやすく心から「美味しい」と思える体験の連続に感動しました。
ベトナム旅行に先立ってベトナムグルメを調べるにあたり、こちらの本を参考にしました。https://amzn.to/3Nga2OP
バインミー(Bánh Mì)
ベトナム発祥のサンドイッチで、フランスパン(バゲット)にレバーパテ、ハム、甘酢漬けの野菜(なます)、パクチー、チリソースなどを挟んだものです。フランス植民地時代の影響を受けた軽くて香ばしいパンと、ベトナム独自の具材が融合した、手軽でヘルシーなベトナムの定番ファストフード(屋台料理)です。ベトナム語で「バインミー」は「パン」そのものを指しますが、日本では一般的にこのサンドイッチを指します。
🥖 サクッ!じゅわっ!ベトナム歩きのお供「バインミー」に感動
フォーに続くベトナムのソウルフードといえば、やっぱり「バインミー(Bánh mì)」! フランス植民地時代の面影を残す軽いバゲットに、ベトナム独自の具材をこれでもか!と詰め込んだ、まさに「東西文化の美味しいマリアージュ」です。
バインミーはベトナムの街中どこでも食べられますが、今回ハノイのホアンキエム湖そばにあるおしゃれな「MIA’S Restaurant」で、ホイアン風バインミーは一食の価値ありです。
✨ ひと口で虜になる、黄金のコンビネーション
運ばれてきた瞬間、まずパンの香ばしさにやられます。
- 外はサクッ、中はフワッ!:この軽さはベトナムのバゲットならでは。
- 具材の渋滞!:濃厚なレバーパテにジューシーなお肉、そこに甘酸っぱい「なます」とシャキシャキのレタス。このコントラストがもう、たまらない美味しさでした。
パクチーのアクセントとチリソースのピリ辛加減も絶妙で、「これぞベトナムのファストフード!」と心の中で拍手喝采です。
🤔 謎の「石のような豆」事件(笑)
ここでちょっとしたハプニング(?)が。 バインミーの下におしゃれに敷かれていた、白と小豆色の豆。貧乏性な私は「これも食べられるのかな?」と密かに狙っていたのですが……
……硬い!!(笑)
これ、実は熱した石の代わりや、単なる飾りとして使われる演出用の乾燥豆だったようです。見た目は美味しそうなだけに、飾りだけなんて「もったいないな〜」と思ってしまうのは、きっと私だけじゃないはず……!

屋台で手軽に買うのもいいけれど、レストランでゆっくり味わうこだわりの一品もまた格別でした。
詳しくはドタバタ旅行記 ホアンキエム湖の神サービス店編にて
フォー(Phở)
米粉で作られた平たい麺と、牛肉や鶏肉からとったあっさりとした透明なスープが特徴の、ベトナムの代表的な国民的麺料理です。ハノイ発祥で、刻んだネギやパクチー、ライム、唐辛子などを添えて食べるのが定番で、朝食から夜食まで一日中親しまれています
🌴 ベトナムで出会った「シャコのフォー」が絶品だった
ベトナムといえば、やっぱり外せないのが「フォー(Phở)」! つるつるの米粉麺に、透き通ったあっさりスープ。ハノイ発祥のこの国民食は、朝から晩まで街のあちこちで楽しまれていますよね。
でも今回、ウォーターパークで出会ったのはちょっと珍しい「シャコのフォー」!
🦐 シャコって、実はこんなに美味しいの!?
日本ではお寿司屋さんで見かけるくらいのシャコですが、ベトナムでは「ベー・ベー」と呼ばれていて、かなりメジャーな食材なんです。
食べてみてびっくり。 「エビのぷりぷり感」と「カニの濃厚な旨み」をいいとこ取りしたような味で、これがまたフォーのスープに合うんです!
- 出汁がすごい!:シャコから出たシーフードの旨みがスープに溶け込んでいて、最後の一滴まで飲み干したくなる深み。
- 贅沢な気分:いつもの鶏や牛のフォーもいいけれど、シャコが乗っているだけで一気にリゾート感が増しますね。
欲を言えば「もっと身がパンパンに詰まってたら最高!」という気持ちもありましたが(笑)、あの出汁の美味しさは忘れられません。

詳しくはドタバタ旅行記 ウォーターパーク編にて
ブン(Bún)
米粉を原料とした丸くて白い、ぷるんとした食感の細い麺で、ところてんのように型から押し出して作られ、フォー(平麺)と並ぶベトナムの国民的米麺です。スープに入れても、タレにつけても、炒めても食べられる汎用性の高さが特徴で、ブンチャー(つけ麺風)、ブンボーフエ(牛肉麺)、ブンティットヌン(焼き豚和え麺)など、多様な料理に使われます。フーコック島名物のブンクァイはつみれやイカの入った海鮮スープ系です。

今回ウォーターパークのベトナムローカルフード店でブンチャーに出会えました。肉はつみれ上になっいましたが、炭火で焼きあげており、炭火の香ばしさと肉の旨味があり、たっぷり生野菜とブンと一緒に甘酸っぱい冷たいつけ汁で食べると口の中が清涼感と旨味で至福の味でした。
詳しくはドタバタ旅行記 ウォーターパーク編にて
春巻き
ライスペーパー(米粉の皮)を使うのが特徴で、生春巻き(ゴイクオン/Gỏi cuốn)と揚げ春巻き(ネムザン/Nem rán、チャージョー/Chả giò)の2種類が代表的です。生春巻きは野菜やエビなどを生のまま巻き、ソースにつけるヘルシーなもので、揚げ春巻きは具材をライスペーパーで包んで揚げる、サクサク軽い食感が特徴です。
写真はハノイのMIAs restrantで食べた春巻き盛り合わせとハノイ名物の米麺ロール、それ以外の料理もライスペーパーで巻くものだったので、にわかにライスペーパー祭りが勃発!!

詳しくはドタバタ旅行記 ライスペーパー祭り編にて
バインセオ(Bánh xèo)
ベトナム南部発祥の粉物料理で、「ベトナム風お好み焼き」や「ベトナム風クレープ」とも呼ばれます。米粉とココナッツミルク、鮮やかな黄色を着色しているターメリックを混ぜたココナッツミルクの甘い香りでパリパリっと薄く焼いた生地を薄く焼き、豚肉、エビ、もやしなどの具材を包み、香草と一緒にレタスで巻いて、魚醤ベースの甘酸っぱいタレ(ヌクチャム)で食べるのが特徴です。熱い鉄板で焼くときの「ジュージュー」という音(セオ)が名前の由来で、外はパリパリ、中はもちもちした食感が楽しめます。
下の写真はハノイのMETで食べたもの。生地のバリバリ感が感動レベルでおすすめです。

詳しくはドタバタ旅行記 MET編にて
コムタム(Cơm Tấm)
ベトナム南部(特にホーチミン)発祥の「砕き米(ブロークンライス)」を使ったワンプレート定食で、炭火焼きの豚肉や目玉焼き、豚皮、なますなどが添えられ、甘辛い魚醤ダレ(ヌクマム)をかけて食べる庶民のソウルフードです。元々は脱穀時に出るクズ米を有効活用するために生まれた料理で、食感は軽く、甘辛い味付けと具材のバランスが特徴です。
コムタムの店はGrabで道を通過していると道端のレストランの看板をよく見たのですが、ホテルや街のレストランにはなく、次回の宿題になってしまいました。
コムガー (Cơm Gà)
ベトナムのチキンライス(鶏飯)のことで、ベトナム語で「コム(Cơm)」が米、「ガー(Gà)」が鶏を意味し、鶏の出汁で炊いたご飯に茹でたり揚げたりした鶏肉を乗せて食べる料理です。タイのカオマンガイやシンガポールのハイナンチキンライスと同じ系統のアジアンスタイルで、地域によってホイアン風(茹で鶏、ほぐし肉)やダナン風(揚げ鶏)など、スタイルが多様なのが特徴で、庶民的で人気のある屋台料理です。
下の写真はハノイのMETで食べたもの。シンガポールのチキンライス(海南鶏飯)といえば、あのしっとりとした「白いごはん」をイメージしますよね。でも、目の前に運ばれてきたのは、鮮やかな黄色のご飯!あれ?と思いましたが、一口食べてみてその不安は吹き飛びました。
見た目こそ違えど、お米には鶏の旨味がしっかりと染み込んでいて、本場シンガポールの名店にも全く引けを取らないクオリティです。
そのまま食べても十分美味しいのですが、ここでベトナム流の楽しみ方を。 ヌクマム(魚醤)を少し垂らしてみると……
一気に味わいが変化! 独特のコクと塩気が加わり、一瞬で「ベトナム風」の奥深い味に仕上がります。この「味変」こそが、ベトナムで食べるチキンライスの醍醐味かもしれません

詳しくはドタバタ旅行記 MET編にて
ミーサオ(Mì xào)
ベトナムの定番の焼きそば料理で、「Mì(ミー)」は小麦麺、「xào(サオ)」は「炒める」という意味で、「炒め麺」のことです。インスタント麺のような細麺を、豚肉、鶏肉、シーフード、野菜などと一緒に炒め、ニョクマム(魚醤)やオイスターソースなどで味付けされるのが特徴で、屋台の国民食としても親しまれています。コムザムと並びベトナム人の定番の国民食です。一度は食べてみましょう。レストランなどでは食べなかったですが、ホテルの朝食のバイキングにベトナム料理の焼きそばが出いたので、これはミーサオだろうと勝手に理解(笑) ミーサオの名店があればチャレンジしたいので教えてください。
シントー(Sinh Tố)
ベトナムで親しまれているフルーツスムージーのことで、新鮮な果物(マンゴー、アボカド、パパイヤなど)、練乳(または砂糖)、クラッシュアイスをミキサーにかけた濃厚でクリーミーな飲み物です。ベトナム語で「ビタミン」を意味し、日本のスムージーよりも果肉感があり、街角の屋台などで手軽に楽しめ、特に南国フルーツを使ったものは甘くて美味しいのが特徴です。
今回私が注文したのは、日本ではなかなかお目にかかれないアボカドのシントーです。アボカド独特のクセや青臭さはほとんどなく、とにかくクリーミーで濃厚!! まるで高級なバニラシェイクを飲んでいるような贅沢な味わいでした。これはリピ確定の美味しさです。この絶品シントーを片手に楽しんだのが、グランワールドの水上ショー。
ライトアップされた幻想的な景色の中、夜風に吹かれながら飲むシントーは格別。美しいパフォーマンスとクリーミーな甘さが相まって、最高のひとときを過ごせました。
詳しくはドタバタ旅行記 グランワールド編にて

ベトナムコーヒー
苦味が強いロブスタ種の豆を「カフェ・フィン」という金属フィルターで濃く抽出し、甘いコンデンスミルク(練乳)を加えて飲む、濃厚で甘いのが特徴のベトナムの伝統的なコーヒーです。
ベトナムコーヒーはどこか懐かしい味わい
ベトナムコーヒーを実際に飲んでみた感想は、一言でいうと「コーヒー濃いめのコーヒー牛乳」という感じでした(笑)。
ベトナム特有のガツンとくるコーヒーの苦味を、練乳の強い甘みが包み込んでいて、非常に濃厚です。日本のカフェオレとはまた違った、独特のコクと甘さは、暑いベトナムの気候の中で飲むと不思議とクセになる美味しさでした。
☕️ 最終日に味わった「エッグコーヒー」
ベトナム旅行の締めくくりに、ようやく念願のエッグコーヒーをいただくことができました。
エッグコーヒーは、濃いめのブラックコーヒーの上に、卵黄、砂糖、コンデンスミルクをふわふわに泡立てたカスタード状のクリームをのせた、ベトナム伝統の飲み物です。

まるで「飲むティラミス」
一口飲んでみると、噂通りとにかく濃厚。 コーヒーというよりは、まるでティラミスやカスタードクリームを食べているようなデザート感覚の味わいでした。クリームの甘みとコーヒーの苦味のバランスが絶妙で、ベトナムのカフェで人気があるのも納得の美味しさです。
美味しく飲むためのコツ
実際に飲んでみて気づいたのは、「よく混ぜること」の大切さです。 最初に上のクリームばかりを楽しんでしまうと、後半に下側の苦いベトナムコーヒーだけが残ってしまいます。最後まで美味しく味わうには、しっかりとかき混ぜて調和させるのがポイントですね。
詳しくはドタバタ旅行記 MET編にて
ロールアイス
タイ発祥で世界的に人気が出た、マイナス20℃のコールドプレート上で液体アイスをフルーツなどと混ぜて薄く伸ばし、ヘラでくるくる巻いて作る新感覚のアイスクリームで、ベトナムのフーコックナイトマーケットなどで見られ、観光客に人気のデザートです。日本でも「ロールアイスクリームファクトリー」などがブームを巻き起こしました。へらでくるくると巻いてアイスを盛り付けるパフォーマンスも含めて一度はトライしたいですね。
詳しくはドタバタ旅行記 ナイトマーケット編にて
ココナッツアイス(Kem dừa:ケム・ズア)
ココナッツの果肉やミルクをベースにした冷たいデザートで、今回行きませんでしたがホーチミンぐ老舗店「Kem Bach Dang」などで人気があり、おこわと組み合わせたものや、濃厚なココナッツコーヒーの上に乗せて提供されるものなど、様々な形で楽しめ、ベトナムの代表的なスイーツの一つ…. 今回トライし損ねたので、どなたか食レポお願いします(笑)




